コクーンの関西ツアー初日(11/28)は、西宮市立苦楽園中学校でした。
この中学校には3年前にも呼んでいただき、 その時は3年生だけでしたが、今回は初めて全校生徒、560人の皆さんや先生、保護者の方たちの前で歌わせて頂きました。
※3年前のブログ:
http://cocoon-yy.seesaa.net/article/238270160.html◎「ちぃちゃんの歌」〜いのちの尊さ
きっかけは、TV「誰も知らない泣ける歌」 で歌った「ちぃちゃんの歌」でした。これを見た一人の先生が他の先生に呼びかけてくださり、道徳の授業になったのです。
生徒さんたちは、初めにちぃちゃんこと鈴木千奈津ちゃんの詩画集『はるのかんじ』を読み、そのあと、エピソードを聞いてコクーンの「ちぃちゃんの歌」を聴き、更に想いを馳せるというものです。
担任の先生たちによると、「詩を見るだけでは、生徒の反応はいまいちだったけれど、コクーンの歌を聴くと一気に入り込むようです。その後、授業で話をしていると、生徒の心に歌がしっかり届いていることを感じました。」とのことです。ある担任の先生は、「ちぃちゃんの歌」は、何度聞いても涙が出ると言ってらしたとか。
皆さんの書かれた感想文を、私たちやちぃちゃんママは(ツアー出発前に)読ませて頂きましたが、おひとりお一人の真っすぐで純粋な感想に、何度も目頭が熱くなりました。ちぃちゃんママは、ひとしきり泣いてらしたとか…。
生徒さんたちの感想を読むと、「ちぃちゃんは、やさしくて強い」「前向きに生きているのがすごい。カッコいい」「こんなに苦労して精一杯生きていた方がいるのに、私は小さなことで悩んでいて、とてもちっぽけだと思いました。」「これからは生きていることに感謝して、命を大切にしたい」と書いている方が多かった。ちぃちゃんの思いが伝わって、本当にうれしいです。
☆感想文から、一部をご紹介しますね。
・僕はこのちぃちゃんの「願い」をもっと広めていきたいと思いました。確かに体の不自由な人を冷たい目で見る人がいます。そんな悲しいことが無くなるような世の中になってほしい と思います。(1年・男子)
・歌を聞いたとたん体中に鳥肌が立った。とても感動し、目頭が熱くなっていた。 お母さんがいること、今の自分の幸せがとても大切に感じた。何だか自分に問かけられたよう。(1年・女子)
・詩で読んだのとはまた違って、歌で聴くとすごく胸に響いた歌だった。「ちぃちゃん」 の気持ちがすごく伝わってきてきました。(2年・女子)
・人の命の尊さ、重さがよく分かった。自分が今までどれだけ人の命を軽く見てし まっていたか分かって悔しくなった。(2年・男子)
・私は両方やったから幸せだよねというところに感動した。そう思える心の強さを 見習わなければならないと思った。(3年・男子)
・絶望せずに前だけみているところがかっ こいいと思う。世の中を変えていくために今私たちができることは何か考える。(3年・女子)
・(中略)今度は、私が代わりになりたい。私が「ちぃちゃん」になって「ちぃちゃん」の代 わりになって色んなことをしたい。私にはこんなことしかできないけれど、こんなことでもできるなら たくさんのことをしたい。「ちぃちゃん」の想いを受け継いでいきたい。そして、こんな気持ちにしてくれた「ちぃちゃん」と「コ クーン」のお二人にお礼がしたいです。ありがとうございます。(3年・女子)
◎道徳講演会「ちぃちゃんの歌〜 命のコンサート」
コンサートは、「もしも、世界が…」で始まり、中盤で「傷だらけのエンジェル」「ちぃちゃんの歌」、そして、最後に「永遠の絆」。アンコールで「ごめんね」を歌わせていただきました。
コンサートの後の生徒さん代表のご挨拶で、副会長の女子生徒さんが涙をこらえながら話された事が印象に残っています。「『永遠の絆』で、私もこんなふうに両親から愛されているのかな…と思いました。」
この後、生徒の皆さんが私たちへのプレゼントとして「この大切な日に」(裕子ちゃん作詞作曲)を合唱してくださり、 これがとても素晴らしかったのです。音楽の先生が何ヶ月もかけて合唱用にアレンジされたとか。澄んだ美しい声に思わずまぶたが熱くなりました。隣を見ると、裕子ちゃんは涙でグショグショでした。
その後、サプライズで裕子ちゃんの娘の心音ちゃんが呼ばれ、親子ユニットCO906.でも2曲歌いました。(下校の曲「りんご並木の歌」と「この大切な日に」)。
こうして、2回目の道徳講演会が無事終わり、美しい夜景を窓の外に眺めることができました。
ご尽力くださった先生方や事務員の皆さん、生徒さんや保護者の皆さん、関係各位の皆さん、ありがとうございました。またいつか、お目にかかるのを楽しみにしていますね。
※苦楽園中学校ホームページ
http://kusunoki.nishi.or.jp/school/kurakuj/(注)コンサートの様子、生徒の感想等は次号の苦楽園だよりで紹介してくださるそうです。楽しみ♪(^^)

posted by cocoon at 23:10| 東京 ☀|
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