コクーンのファーストアルバム制作に向けて、動き出しました。
レコーディングは当時、元の夫がやっていたスタジオでさせてもらえることになりました。
その時に元夫の会社で働いていたイケメンの若者がエンジニアをしてくれました。
まだ、山添さんとは会っていなかったのです。
昔ながらのお友達に頼んで、楽器の演奏もお願いしました。
そして、歌唱指導もコーラスも昔ながらのお友達のボーカリストにお願いしました。
お母さん友達のデザイナーさんがゆりちゃんと親しくて、ジャケットのデザインを考えてくれました。
ほんとに、ほんとに、どれひとつとっても、ありがたい事です。
さて、こんな作業を始めると、定刻に家に帰るのは難しくなってきます。
そうすると、心音は一人になってしまうんですよね。
まだ心音は小学生でした。
その時に、近所で仲良くしてくれていたお友達がいました。
心音となんだか雰囲気が似てて、ご両親とも武蔵美を出ていて、とっても理解してくれたんですね。
そのご両親というのが、今でも手伝ってくれてるデザイナーの“スミちゃん”こと渡辺澄子さんと、ご主人の“ヒゲナベさん”こと、渡辺博之さんです。
心音は、私が遅くなる時は、いつも渡辺家にお邪魔させてもらって、ご飯を食べさせてもらって、お風呂に入れてもらって…、泊めてもらったりもしました。
ほんとに、足を向けては眠れないご家族です。
渡辺家にはホワイトボードがあって、家族のその日の予定を書き込むのですが、そこに心音の欄も出来てました。
食器を買うときも、心音の分も買ってくれてたらしいのです。
もう……涙がちょちょ切れます。

写真はそのヒケナベさんが描いてくれた絵です。
ステキでしょう?
実物より、若くてキレイ!
いえ、ヒゲナベさんにはこう見えたってことにしておこうっと(^_^;)
たくさんの、たくさんの人に支えられなければ、このアルバムひとつ出来なかった。
人は一人では生きられないし、子育ては一人では出来ないのですよね。
ファーストアルバム発売記念コンサートも、ママ友たちが手伝ってくれて、子どもたちがコーラスで参加してくれました。
「もしも、世界が…」
アルバムの中でも、当時のお友達の子どもたちがコーラスで参加してくれてます。
その時のぬくもりみたいなものを、今でもよく思い出します。
専業主婦だった私は、PTAのお役もやってたりしてました。
だからこそ、ママ友にも恵まれたのかもしれません。
どんなことも、無駄なことはひとつもないんだと、こうして振り返って私は思います。
「もしも、世界が…」コクーン
もしも世界が100人の村だったら
そんな不思議な話を聞いたよ
もしも世界が100人の村だったら
私はどこにいるんだろうか?
栄養失調50人 太り過ぎ15人
17人はキレイな水も飲めない
海をこえて 山をこえて
あした急に 分け合えなくても
いつか道が みつかるはず
誰もがみな 大切な地球ファミリー
もしも世界が100人の村だったら
すべてがクリアに見えただろうか
もしも世界が100人の村だったら
みんな仲良くしてただろうか
夕食人種70人 白い肌30人
声も汗も色分けは出来ないよ
海をこえて 山をこえて
すぐに握手 できないとしても
おんなじ夢 気づいたなら
誰もがみな 大切な地球ファミリー
こちらで試聴出来ます↓
https://soundcloud.com/yy-cocoon
CDの購入はこちら↓
http://okaeri.theshop.jp/
コクーン15周年記念ライブ&パーティーは7月26日(日)夜、南青山MANDALAでの予定です。
ゆうこ